舌の中央部を凹ませて食塊を集めます。　この時、舌の先から舌の側縁部を上顎に押し付けて食塊を包み込んで密閉します。

食塊を、上顎と舌で密閉したまま、舌先から徐々に舌を上顎に押し付ける事によって、食塊を後方へ移動させます。

・食物の移送

下顎骨の内側にある舌骨を引き上げます。　→　甲状軟骨（のど仏）が上に引き上げられます。　これが、ゴックンの記しです。　このゴックンで、食塊が咽頭部に渡されます。

ここまでが、意識して出来る随意運動の範囲になります。

ここ以降は、自分の意識ではコントロール出来ない反射運動どなります。

この時に、食塊が、鼻のほうに行かないように、上顎の最後縁部がのびて遮断されます。　

・鼻咽腔閉鎖